今回は、ルイ・ヴィトンのバッグに施した「ファスナー交換修理」についてご紹介いたします。
高級ブランドのバッグといえど、長年の使用によって少しずつ劣化していく部分は出てきます。
その中でも特に多いご相談が「ファスナーの不具合」です。
ご依頼内容
今回ご依頼いただいたのは、ルイ・ヴィトンのバッグです。
お客様のお悩みは、ファスナーのエレメント(金属の噛み合わせ部分)とテープ(生地)の境目が破れてしまい、ファスナーが閉まらなくなっているというものでした。
使用頻度が高く、開け閉めの回数が多いリュックタイプでは、このコーナー部分が劣化しやすい傾向にあります。
特にテープとエレメントの境目が裂けてくると、スライダーがしっかり噛み合わなくなり、ファスナー本来の機能が果たせなくなってしまいます。
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(例:「▼Before:エレメントとテープの境目が裂けてファスナーが噛まない状態」

「▼After:YKKエクセラで見た目も機能も回復!」)

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修理方法と使用したパーツ
バッグ本体の状態は良好で、内部もきれいに保たれていましたので、ファスナー全体の交換によって機能性と見た目を復元する方法をご提案させていただきました。
交換には、YKK製の「エクセラファスナー」を使用。
このエクセラは、ファスナーの最高級グレードに位置付けられ、金属のエレメント一つひとつを丁寧に研磨加工してあるため、非常に滑らかで光沢も美しく、ヴィトンの雰囲気にもよく馴染みます。
純正ファスナーではないものの、デザイン・質感ともに高いレベルで近く、機能性にも優れています。
仕上がりと納期
バッグの構造上、ファスナーの縫製部分の解体と再縫製にはやや時間を要しますが、当店では経験豊富な職人が一点一点丁寧に対応しております。
今回の修理内容は以下の通りです:
• 作業内容:ファスナー交換(YKKエクセラ使用)
• 修理代金:17,600円
• お預かり期間:約2週間
仕上がりは非常に自然で、まるで元からこのファスナーが使われていたかのような一体感に。
動作もスムーズで、日常使いにもストレスなくお使いいただける状態に復元できました。
ヴィトンバッグのファスナー修理はプロにお任せください
ルイ・ヴィトンのバッグは素材や構造に独自の工夫が多く、修理には慎重な判断と高い技術が求められます。
当店では、これまでに数多くのヴィトン製品の修理実績があり、バッグの種類や症状に応じて最適な修復プランをご提案しています。
ファスナー不良は一見些細なことに思えますが、放置するとバッグの口が開いたままになり、物が落ちたり盗難のリスクが高まったりと、実用面での支障が大きくなります。
「純正パーツじゃないと不安…」という方もいらっしゃいますが、YKKエクセラはハイブランドにも採用されている高品質パーツですので、見た目も違和感がなく、むしろ純正より丈夫なケースもあります。
まとめ
大切なバッグをこれからも長く使いたい方にとって、「修理」はとても有効な選択肢です。
今回はファスナーの交換でしたが、当店では以下のような修理も承っております:
• 内装のベタつき交換・張り替え
• ショルダー部分の付け根補修
• 金具交換
• 持ち手・根革修理 など
「これって修理できるのかな?」というご相談でも大歓迎です。
まずはお見積りだけでもお気軽にお問い合わせください。
皆様の大切なバッグを、心を込めてお直しさせていただきます。
所在地 | 〒607-8307 京都市山科区西野山射庭ノ上町302 1F |
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電話番号 | 075-593-9277 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
お支払い | 現金 / クレジットカード /PayPay |
駐車場 | コーナン駐車場利用可 |
アクセス | Googleマップを見る |
その他のかばん修理メニューもご覧ください
当店では、ファスナーや持ち手交換や破れ補修など幅広く修理を承っております。
こんなの直るかな?と、お悩み事もお気軽にご相談ください。
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