【修理事例】エルメスのスニーカーのアウトソール交換

今回は、高級ブランド「HERMÈS(エルメス)」のスニーカーに関する修理事例をご紹介いたします。お持ち込みいただいたのは、長年愛用されていたエルメスのレザースニーカー。お客様からは「靴底が硬くなってきて滑る」といったご相談をいただきました。

高級ブランドであるエルメスのスニーカーは、上質な素材と丁寧な縫製で仕立てられており、非常に長持ちするアイテムです。しかし、いくらアッパーの革が綺麗な状態でも、アウトソール(靴底)はゴム素材が多いため、経年とともに劣化してしまいます。

アウトソールの劣化とは?

スニーカーのアウトソールに使われるゴムは、空気中の酸素や紫外線、温度・湿度の変化などによって徐々に「硬化」していきます。硬くなったゴムは、元々のグリップ力を失い、「ツルツル滑る」「路面との接地感がなく不安定」などの状態になります。

また、劣化が進むとゴムの柔軟性が失われ、歩行時の衝撃に耐えられず「パキッ」と割れてしまったり、層の接着がはがれて「ソールが浮く・めくれる」といったトラブルが起こります。

今回のお客様もまさにそのような状態で、「まだまだ履きたいけれど、このままでは滑って危ないので何とかしてほしい」とのご要望でした。

同じ厚みのソールでしっかり交換

修理では、劣化したアウトソールを一度きれいに取り外し、新たに同じ厚みのソール材にて張り替えを行いました。元の形状や履き心地を再現するため、厚みや硬さ、グリップ力のバランスが取れたソール材を選定しています。

この作業によって、アッパーの風合いはそのままに、滑りにくく・しっかりとしたグリップのあるスニーカーへと生まれ変わります。

「修理後も履き心地が変わらず、安心して歩けるようになった」とお客様にも大変ご満足いただけました。

納期と料金について

エルメスのスニーカーのアウトソール交換は、通常 1週間ほどのお預かり期間 をいただいております。材料の在庫状況によって多少前後する場合もありますので、お急ぎの場合は一度ご相談ください。

料金は、ソールの種類や仕様によって異なりますが、アウトソール交換は5500円~ で承っております。

ブランドスニーカーの修理もお気軽に

高級ブランドの靴になると、「修理できるのか不安」「正規店でしか対応できないのでは?」と感じる方も多いかもしれません。しかし、当店ではこれまでにも多くのブランドスニーカーやレザーシューズの修理実績があります。

「靴底がツルツル滑るようになった」「ソールがめくれてきた」「お気に入りだから手放したくない」など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

状態を拝見したうえで、修理可能かどうか、どのような素材で直すのがベストかを丁寧にご説明いたします。

まとめ

エルメスのスニーカーのように、アッパーはまだまだ綺麗な状態なのにソールだけが劣化してしまうことはよくあります。ですが、アウトソールを交換することで、また長く・快適に履き続けることが可能です。

靴は見た目だけでなく、機能性・安全性もとても大切です。「ちょっと滑るな」「底が硬い気がする」と感じたら、ぜひ一度チェックを受けてみてください。

あなたの大切な靴を、もう一度安心して履けるようにお手伝いさせていただきます。

プラスワン コーナン西野山店
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